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2010.10.18 (Mon)

white message



美味しい食べ物が沢山ある季節

いつもの風景が暖かい色に染まる季節

普段何気なく通っている道でもふと気がつくと違って見える

「まるでマホウみたいだねっ♪」

どこからともなく聞こえる子供の声

「でもこのマホウはすぐに消えちゃうんだ……」

そう―

この風景もすぐに変わってしまう……

『冬がくる―』





セカイに色味が失われていく

さっきまで暖かかったのに、急に周りの温度が下がっていく

空からは白い丸いものが落ちてくる

私は冬というものがよくわからない

何故なら私はこの白いセカイしか見たことがないからだ

ほかの風景とはなんなのだろう…

これは夢でこれが覚めたら他の風景が見れるのだろう…

「ゆめ?そんなのじゃないよ、これは現実のセカイ。あなたには当たり前の風景」

ふと気がつくと、目の前には小さな女の子が一人、こちらを見て笑っていた

「あなたはこのセカイ、この今しかいられないんだよ。だから白いセカイ以外の風景は見られないんだ」

そういうと『彼女』はいなくなっていた

それから毎日彼女は私の前に現れるようになった

そんなある日

「あなたは空を飛びたいって思ったことある?」

空を飛びたいって?

たしかに一度は自由に飛び回ってみたい

すると彼女はポケットからなにか取り出し私の背中につけた

すると視界が上がっていった

宙に浮いているのだ

自由に動き回れる

だが空からつめたい雫が落ちてきた

雨だ

気温が高くなって雨に変わったのだろう

雨に濡れたからだ

だんだん重くなる

ぺしゃっ

気がつくと私は地面に落ちていた

地面に落ちてから気がついたのだが、自分の体が崩れてきていた

どんどん体がなくなっていく

もがくこともできない

すると彼女は私をみて言った

「あなたはよく頑張りましたっ私はあなたのこと忘れないからね♪」

その言葉を聞くとだんだん意識が遠くなっていった……
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